台湾=九份って想像する方も多いのではないかと言うくらい人気の観光地九份に行ってきました。夜の赤い提灯に火が灯った景色も捨てがたいですが、観光客などで相当な人混みになる事が予想されたので人が少なそうな午前中から行ってきました。
昼の九份の様子と台北市内から九份までのバスでの行き方、帰り方を紹介します。
九份(きゅうふん)
かつては金鉱として栄えた台湾北部の新北市瑞芳区に位置する日本人にも人気の定番観光地です。
台湾社会を描いた台湾映画「悲情城市」の舞台となった事や、私も大好きなジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルと噂された(実際には違うらしく大いに参考にはした)事で人気に火が付き今ではガイドブックに絶対載るくらいの人気スポットです。
入り組んだ石造りの階段や路地など独特な雰囲気を醸し出す景観が特徴です。
九份昼に行くか夜に行くかそれが問題だ
九份と言えば入り組んだ路地や階段と夜に火が灯った提灯の光景だと思いますが、夕方から夜にかけて観光バスがたくさん押し寄せ路地がぎゅうぎゅうで疲弊してしまい楽しむどころでは無くなりそうだと思い、我々は比較的人が少なそうな午前中から行く事にしました。
九份までの行き方
台北市内から九份へはバスで行きました。
まずはバス停があるMRT西門駅までMRTで行って2番出口から出ます。
2番出口を出て横断歩道を渡りまっすぐ進むと、
捷運西門站と言うバス停が見えてきます。九份へはこの965路線のバスに乗って行きます。
目的のバスが来ました。965九份と書いていますね。
バスは20分間隔くらいで走っていて、他に乗客がいない場合は手をあげないと止まってもらえない時もあるようなので注意です。
バスの乗り方と運賃の支払い方法
捷運西門站から目的の九份老街までは片道90元でした。
現金払いの場合はお釣りが出ないそうなので90元ぴったりを用意するか写真のような悠遊カードが便利です。
運賃の支払い方法ですが悠遊カードを持っている場合は乗車時と下車時に運転席横にあるカードリーダーにピっとタッチします。降りる時にもタッチするのを忘れないように注意してください!
現金払いの場合は運転手さんに九份と伝えてお金を運賃箱に入れましょう。(お釣りはでないのでピッタリで用意しましょう。
九份まではおよそ1時間のバスの旅です。
席の下の方にはコンセントも付いているので便利です。
九份老街と言うバス停で降りたら坂の途中にあるセブンイレブンを目指します。
セブンイレブンの横が九份の入り口です。
昼の九份散策
九份に潜入です。
午前中なら人が少なくて快適です。
人が少ないのでお土産などもゆっくり見れます。これは十份のランタンのお守りですね。
喉がかわいたのでスイカジュース!45元くらいでめっちゃ美味しい!
九份の中でも特に異彩を放っていたオカリナのお店(笑
ちょっと開けた所に出ました。
祠みたいなのもあったのでとりあえず手を合わせました。
九份の提灯最高ですね。
昼を過ぎたあたりから人が増えてきました。
鶏の丸焼き!
ジブリに許可は取っているのかね?(笑
お腹が空いてきたので九份でおすすめのスイーツを食べましょう。
それがこちら阿柑姨芋圓(アーガンイーユーイェン)の芋圓と言うタロイモ団子のスイーツです。
日本語も通じるので安心です。
芋圓45元でした。ホットとアイスが選べてアイスだと下に氷が入ってきます。温かくてモチモチな団子とかき氷と言うには大きめな冷たい氷を一緒に食べたら美味しかったです。豆もたくさん入っていてヘルシー!!
九份の頂上には豪華な聖明宮と言うお寺がありました。
日本のお寺と違いカラフルで装飾が豪華!屋根に龍どんだけ乗せるんですか!(笑
商売繁盛の神として関羽が祀られています。
柱にも龍の装飾が!
九份の有名な写真スポット阿妹茶樓へ向かいます。
阿妹茶樓到着。ザ九份って感じですね。
向かいにある海悅樓觀景茶坊と言うレストランの階段から撮るとこんな感じ。
阿妹茶樓に沿って続く階段も定番の撮影スポットなのですが人が多すぎて断念しました。
天気も悪くなってきたので次の目的地へ行く事にしました。
台湾の天気は変わりやすいですが九份は特に天気が変わりやすく突然スコールが降る事も珍しくありません。コンパクトな折りたたみ傘をカバンに忍ばせておくのをおすすめします。
細長くたためて軽いので私も旅行に持っていって大いに活用しました。
九份から台北市内に戻る方法
九份から台北市内に戻る場合は来る時に降りたバス停ではなくそこからもう少し坂を登った所にあるこちらのバス停でバスを待ちます。乗るバスは行きと同じく965路線のバスで捷運西門站まで行きます。
最終バスは21:30ですが提灯に火が灯る夜の時間帯はかなり混むので早めに並んだほうが良さそうです。
運賃は同じく90元でした。
まとめ
午前中から行く九份の魅力は
・人混みと屋台の熱気が少ないのであまり暑くない
九份のお店が開店するのは9時〜11時頃なのでその時間に合わせて午前中にサクっと観光するのがベストです。
夜の提灯に火が灯った雰囲気のある九份を見るのもやはり魅力的ですが、快適に観光できる午前中の九份も良かったですよ。
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