津軽の人達がお山やお岩木山様と崇めている岩木山の麓にある岩木山神社。初詣やお山参詣などで何度も訪れていましたがブログでは紹介していなかったので書いてみました。
岩木山神社(いわきやまじんじゃ)
津軽富士と呼ばれる霊峰岩木山の麓にある、農業・漁業・商工業・医薬・交通関係特に、開運招福の神として厚く崇敬されている神社です。
場所は弘前市方面から国道3号線をひたすら岩木方面に進むと右手に見えてきます。
駐車場は参道入り口にたくさんあるのでこちらに。
780年に社殿を山頂に創建したのが始まりとされ、800年に当時の征夷大将軍であった坂上田村麻呂が再建し、別に山麓十腰内に下居宮(巌鬼山神社)を建立し山頂を奥宮と称しました。
山頂まで参拝に行くのは困難だったため、江戸時代には麓に津軽藩主津軽為信などにより社殿が建立され、祭神は
顕國魂神(うつしくにたまのかみ)
多都比姫神(たつひひめのかみ)
宇賀能賣神(うがのめのかみ)
大山祇神(おおやまづみのかみ)
坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)
の5柱です。
一の鳥居
参道の入り口にある石の白い鳥居です。
岩木山神社は麓の鳥居から山頂の奥宮まで一直線になるように配置されています。岩木山が少し見えてますね。
二の鳥居
二の鳥居も石で作られています。
三の鳥居
三の鳥居から朱色に変わりました。なぜなら津軽為信・信牧・信義・信政ら4代にわたって社殿等の造営がされてきたために、その時代ごとのデザインや建築様式がとられているからです。様々なデザインが施されているのも楽しめるポイントです。
この辺りはお山参詣の時に宵宮の屋台がズラ〜っと並ぶ壮観な光景が見られていたのですがこのご時世なかなか見れなくなっていますが早く元の活気を取り戻してほしいですね。
楼門
寛永5(1628)年に2代藩主津軽信枚によって建てられた国の重要文化財にも指定されている楼門(ろうもん)です。三の鳥居と同じ年代に建てられているのでどちらも丹塗りの朱色です。
近くで見るとさらに圧巻のクオリティ!!
楼門をくぐる前に右手にある手水舎に行きましょう。
雪解け水もあってかとても勢いが良いので手を持って行かれないように注意です!
楼門の手前には上向きと下向きの変わった狛犬がいます。上向きは金運アップ、下向きは恋愛運アップのご利益があると言われていて、待ち受けなんかにしたらさらにご利益アップするかも??(笑
中門
こちらも国の重要文化財に指定されていて極彩色の豪華絢爛な装飾が施されています。
天井に竜の画や柱に漠の彫刻などカラフルで見ていて飽きないです。
拝殿
奥門とと本殿は行くことが出来ないのでこちらでお参りをします。
しめ縄が井の字に結ばれているのは津軽地方の豊作を願い井戸の井に結んでいるのだそう。
参拝の後はおみくじですね。私は末吉で奥さんが大吉でした。
猿が出ることもあるそうなので注意です!
岩木山神社にはまだまだ紹介しきれていない所がたくさんあるので何度も来てしまう津軽のパワースポットですね。
岩木山神社のお寺・神社情報
電話 0172-83-2135
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