黒石の町中ド〜ンです。
市指定文化財や県重宝がたくさんあるのでそれらを見に行くのも楽しいですよ。
宝巌山法眼寺(ほうげんじ)
延宝8年(1680年)に勢州阿坂出身の南宗元頓によって開山された黄檗宗の寺で、温湯に建立されたのがはじまりとされるお寺です。元禄4年(1691年)に山形町に移り、本堂は昭和6年に再建立して現在に至っています。
また、市指定文化財や県重宝が数多く存在するお寺でもあります。
場所は黒石市山形町の黒石山形町郵便局の近くにあります。
駐車場は山門の前に駐車スペースが多数あるのでそちらに。
まずは寛保元年(1741年)に建立された本堂より古い市指定有形文化財の山門です。茅葺屋根が良いですね。
黄檗宗(おうせんばくしゅう)総本山の寺院は津軽では黒石に2ヶ所だけなので、法眼寺東は北では有名な黄檗宗と言う事になりますね。
県重宝の鐘楼堂です。黄檗宗の寺院であり元禄5年(1692年)に温湯村から現在地へ移転し黒石藩主の祈願所となっていた場所です。かつては観音堂としても活用されていました。
県重宝の本堂です。大きくて存在感があります。茅葺屋根好きだな〜。
観音様は本堂の中にいます。それでは中に入りましょう。
中に入ってすぐ右の通路を進むと観音様とご対面です。
十一面観世音菩薩です。神々しい。
この観音様はもともと近くの神明宮に祀られており、黒石観音堂と呼ばれ信仰を集めていましたが、明治の大火事で観音堂が消失してしまいます。そのため鐘楼堂の1階部分に移されますが、鐘をつくたびに観音様が足蹴にされていると苦情が殺到し本堂に移されるという深い観音信仰のエピソードがあります。
小さく昼間の月が見えたので撮ってみました。
境内にある藤の花が綺麗らしいので次は見頃になったら来ます!
宝巌山法眼寺のお寺・神社情報
電話 0172-52-3644
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