津軽三十三霊場30番 大光寺慈照閣 保食神社(平川市)

かつては壮絶な戦場でしたが現在は静寂に包まれた神聖な場所な神社です。

保食神社 大光寺慈照閣(うけもちじんじゃ だいこうじじしょうかく)

大同年中(806年~810年)坂上田村麿の創建と云い伝えられていますが詳細は不明な神社です。かつては瀧本熊野権現宮千手観音堂と言われましたが明治4年の神仏分離により保食神社と改称して今に至ります。

場所は平川市の国道109号線を小和森小学校方面に進んで滝本地区に曲がると見えてきます。

駐車場は向かいの御朱印所隣に数台駐車できるスペースがあるのでそちらに。

大きな看板があるので遠くからでも分かりやすいです。

境内入り口の鳥居に変わったしめ縄が飾ってありました。遠目に見るとこぎんみたいな。

保食神社の境内は鎌倉時代に曽我氏によって築城された大光寺城跡で、戦国武将の重要な戦場でした。室町時代には南部氏が津軽統一をして大光寺城を拠点としました。その後津軽為信が落城させて弘前城建築のために取り壊され、大光寺城の大手門は弘前城の亀の甲門に移築され現在も残っています。

まずは保食神社です。読み方はほしょくではなくうけもちです。私はほしょくだと思っていました。

祭神は宇氣母智神です。食物の女神です。参拝したら食べるのに困らなくなりそうです。

龍の装飾など手がこんでいます。

続いては観音堂。

蔵みたいに頑丈な造り。

安置されている千手観音の写真が飾ってありました。

30番の参拝を済ませてそろそろ終わりが見えてきました。あと一息。

保食神社 大光寺慈照閣のお寺・神社情報

住所   青森県平川市大光寺四滝本62

電話   0172-44-2963

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA