津軽藩4代藩主津軽信政の眼病が治ったお寺こちらです。
安養山夢宅寺(むたくじ)
慈覚大師が恐山を開山後に辻堂を結び、薬師如来と地蔵尊を刻んで安置した事が始まりとされているお寺です。眼疾に悩まされていた津軽藩4代藩主津軽信政が当寺の薬師堂に祈願したところ居城の庭園を眺めている夢を見て目覚めると快癒した事から、夢宅の2文字を染筆して夢宅庵と呼ばれるようになり代々津軽藩主祈願所となりました。
後に、夢宅寺と改称して今に至ります。
場所は青森県浅虫の国道4号線を青森方面から進んで浅虫海釣り公園手前の右手にある辰巳館の裏あたりの269号線をトンネルを過ぎてしばらく進むと右手に見えてきます。
駐車場は車で行かなかったので不明ですが、山門をくぐって右側に駐車できそうなスペースがあったのでお寺の方に聞いてから駐車して下さい。
入り口の目印はこんなトンネルです。車でも通れるみたいですが結構狭いです。
のどかな道をズンズン進んでいくと、
着きました。山門ババ〜ン。
山号は安養山です。
たくさんのお地蔵さんが!
観音様は本堂の中です。
象と獅子っぽい生き物が彫られています。細部まで細かく表現されていて動いてきそう。
それでは入っていきましょう。
鍵がかかっている場合があるので、その時は右手にあるお寺宅のインターホンを押して参拝しにきたと伝え開けてもらいましょう。あまり遅い時間でなければ開けてもらえますよ。
お寺の中は朱色のきらびやかで豪華な造りです。
右の方に進むとお目当ての観音様がいました。
なんと千手観音。金色でしかも強そう。
座ると観音様と目が合ってちょっとビクっとします。
お寺の中に安置されているとお参りがしやすくて良いですね。
浅虫の穏やかな景色と相まって厳かな気分になれるお寺でした。
安養山夢宅寺のお寺情報
電話 017-752-3254
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