見た目は年相応くらい、むしろ幼さが残る顔つきながらひとたびステージに上がるとソウルの曲をサンプリングしたオーセンティックなビートにセルフボースティングなラップを武器に日本語ラップの未来を切り開くKID FRESINOについて。
目次
KID FRESINO(キッド フレシノ)
本名佐々木。埼玉県出身の22歳。2012年、JJJ・Febb・KID FRESINOからなるクルーFla$hBackSのメンバーとしてデビューして以来ストリートの話題をかっさらい続けている 彼らだが、中でもKID FRESINO(佐々木)の成長は凄かった。Fla$hBackSのメンバーとしてデビューした時はバックDJ兼ビートメイカーで、当時ラップどころかリリックもかいたことはありませんでした。
Fla$hBackS / Fla$hBackS
今やビートもラップも全員がこなす当時平均年齢20歳たらずの今後が楽しみすぎるクルーFla$hBackS。現在はそれぞれソロで活動しています。やる気不定期 style like a 富樫。
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その後、初めてラップをした曲「Come In」をサウンドクラウドにアップした後、ソロアルバムを1年たらずでリリースして再びストリートの話題をかっさらいました。
ラップを始めて10か月程度の完成度とは思えないほどの完成度とこの時からKID FRESINO(佐々木)のラップスタイルであるセルフボースティングのストロングスタイルでラップするスタイルが確立されていたと言うのも驚きです。
KID FRESINO / Come In
KID FRESINO / Champion
ラップを始めて1年足らずでこのレベルかよ!って言うよりもビートに対してのラップの乗せ方がナチュラルで天性だなって思います。真似したくてもできない。
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Arμ-2 Backward Decision for Kid Fresino / Keep Rollin’
乾いたスネアの音を包み込む雲の様にスムースなArμ-2(アルツー)のビートにKID FRESINO(佐々木)のいつもより肩の力が抜けた良い意味でラフなリリックがかみ合った曲。
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Answer / KID FRESINO feat. ISSUGI
ほぼ唯一ラッパーの中で尊敬に値すると言うDNCのISSUGIとのKID FRESINO(佐々木)のフリーミックステープの中からapollo brownのthe answerと言うインスト曲にラップを乗せた曲。やはりISSUGIはサンプリングの煙たいビートが似合う。
現在は音楽修行のためにニューヨークのハーレムに渡り小さなワンルームの一室でビートを紡ぎながらセンスを磨いています。
KID FRESINO(佐々木)は若いながらソウルやジャズに精通していたり、ラップのリリックも自身の生活をさらけ出すスタイルのリリックではなく隠す部分は隠してリスナーに紐解かせるオーセンティックでクラシカルなスタイルを現代に蘇らせた功績は実はすごく大きいのではないでしょうか?
KID FRESINO / Turn.(who do) feat. jjj
ビートメイカーのNOSHの浮遊感のあるビートにJJJとKID FRESINO(佐々木)の切れ味鋭いライミングが乗った曲。彼らよりカッコ良いと思うラッパーはたくさんいますが彼らよりセンスがあると思うラッパーはいないって思うくらい乗りこなしています。
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KID FRESINO / Special Radio feat. IO
メジャーデビューした今最も注目するべきヒップホップクルー「KANDYTOWN」の中心人物IOを客演に迎えた曲。IOの日本語として合ってないかもしれないけどその風景が頭の中に連想される言葉選びはさすがとしか言いようがありません。
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KID FRESINO / Salve feat. JJJ
生音のバンドスタイルで制作された曲。生音ならではのグルーヴ感(ラップになじむ)を感じつつ成長の止まらないKID FRESINO(佐々木)とJJJのフロウを堪能しましょう。アーバン。
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あとがき
これからの日本語ラップ界の中心人物になるであろうKID FRESINO(佐々木)にこれからも注目していきましょう。
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