ヒップホップシーンのみならず、日本の音楽シーン全体からラブコールがやまない天才2人のフリースタイルから派生した自由すぎる音楽の表現の形。KAKATO。
目次
KAKATO(カカト)
2005年頃に結成された環ROY(タマキロイ)と鎮座DOPENESS(チンザドープネス)によるヒップホップユニット。
環ROY
引用:環ROY あっちとこっち « Riddim Online
1981年宮城県仙台市出身のラッパー。舞台芸術、パフォーマンスアート、映画音楽など音楽の枠を超えた活動をしている。
サカナクションや蓮沼執太などバンドとのコラボレーションも多数。
鎮座DOPENESS
引用:鎮座ドープネス「フリースタイルダンジョンはオファーあったけど断った」 – 燃エルゴミ
1981年東京都調布市出身のラッパー。DOPING BAND、KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE’S、近所など様々な方向性のユニットを不定期で活動している。
デビュー前から親交があり、お互いフリースタイルバトルで注目され特に鎮座DOPENESSは的確で分かりやすい言葉選びと独特な歌うようなフロウでUMB(日本最大級のフリースタイルバトルの大会)の2008年チャンピオンになるなど確かなスキルとキャラクター通りの自由な音楽性で人気のユニットです。
ヤマタツ / KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)
KAKATOのフリーダウンロード音源「KARA OK」から山下達郎の「 MIDAS TOUCH」と言う曲を大胆にサンプリング(ほぼそのまま)した曲。原曲のグルーヴを引き継ぎヒップホップにアップデートさせた好例です。
わーい / KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)
同じく「KARA OK」から以前タイのフェスに出演した時に作ったであろう曲。とにかくゲラゲラ笑いながら楽しんで作った事が伝わってくるのは2人のキャラクターがあってこそ。ユルくてマッタリした日本語ラップを求めている方は必聴です。
KAKATOの音源は大半がフリーダウンロード音源なので気になった方は早速ダウンロードしてKAKATOワールドを堪能して下さい。
また、KAKATOの魅力はフリー音源だけにはとどまらずシーンを飛び越えたコラボレーションを実現しました。
YUKI / 波乗り500マイル feat.KAKATO
みんな大好きポップアイコンYUKIに客演した曲。キャラクターとしてのユルさを3人とも持ち合わせていますがリリックや音の乗せ方で良い所に着地させているのはさすが。踊りが全く合ってないですがこれで良かったんですか?(笑
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SONG | ALBUM |
鎮座DOPENESS×環ROY×U-zhaan / サマージャム’95
スチャダラパーの夏の名曲「サマージャム’95」をインドの打楽器タブラ奏者のU-zhaanとカバーした曲。タブラの不思議な音と友達と会話しているような柔らかいラップで夏にダラダラしながら聴きたい曲。Remixではなくカバーと言うのはかなり珍しいですね。
あとがき
フリースタイルや様々なアーティストとの共演を通してさらにシーンに広がっていくであろうKAKATOワールドを堪能していきましょう。
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